こんばんは、シイです!
はじめに
「読書って途中で挫折しちゃうんだよね・・・」
「頑張って読んでみたんだけど、なんとなくいい本だったなあという感想で本棚にしまっちゃう」
「本は自己投資って言われるけど本当なのかなあ?」
そんなことを思ったことのある皆さん必見です!!
これらの疑問を解決してくれる本を今回は見つけてきたので紹介したいと思います。
今回紹介する本:『「すぐやる人」の読書術』
今回紹介する本は『「すぐやる人」の読書術』(塚本亮著, 明日香出版社,2019)です。
この本、日常的に本を読む人には本当にオススメできます。
実は冒頭に書いたセリフは私がこの本を読むまで感じていたものですが、
今回はこれらのセリフにどう解決策を講じているのかを書いていきたいと思います。
読書途中で挫折する問題
まず、「読書って途中で挫折しちゃうんだよね・・・」について。
これめっちゃあるあるじゃないですか!?
「お前が読書苦手なだけだろ」と言われると悲しいのですが(笑)
『七つの習慣』や『ティール組織』など良著なのはわかっていても、
長くて途中だギブアップしてしまうことってありますよね。
この本は「はじめに」からかましてきますよ(笑)
一冊の本を読みきろうとすることをやめませんか?
(P5 はじめにより)
いやこの一文、見た瞬間驚愕してしまいました。
なるほど!その発想はなかったと。
私たちはどうしても本を読みきるということを目的にしてしまいます。
しかし、仮に一文でも得心いって行動を変えることができればそれは十分買っだだけの価値があるのではないかということです。
読後、薄っぺらい感想とともに本棚に本をしまってしまう問題
次に、「頑張って読んでみたんだけど、なんとなくいい本だったなあという感想で本棚にしまっちゃう」ということについて。
うーん、そうなんですよ。
頑張って読みきるんですけどその後そっと本棚にしまわれて終わっちゃうんですよね。
この本は、そういったことが起きてしまうのは読書をする目的を履き違えていると解きます。
読書の目的は読むまたは読みきることではなく、読んで学んだことを行動に移すことにあると主張するのです。
本が自己投資になるのか怪しい問題
そこで3番目「本は自己投資って言われるけど本当なのかなあ?」につながってきます。
結論から言いましょう。
この本は、読書を行う人自身の心構えによって読書は投資にも消費にも浪費にもなると説きます。
どういうことでしょうか?
まず、それぞれについての著者の定義から確認しましょう。
投資:支払<効果
消費:支払=効果
浪費:支払>効果
です。
読書の3段階とは、行動に現れます。
すなわち、本を買ったけれど読まない人(浪費)本を読んだけれど行動に移さない人(消費)本を読んで行動を起こした人(投資)というわけです。
では、読書を投資にするにはどうすればいいのでしょうか?
それは本から学んだことをアウトプットすることだと言います。
具体的にどうやってアウトプットするのか、また読書の習慣をつける方法なども言及されているので興味のある方はぜひ本書を読んでみてくださいね。
おわりに
私は本を読むことが好きです。
しかし本棚に積まれていく本を見ながらこの読書は本当に自分のためになっているのか、そういったことを考えるようになっていきました。
同じような悩みを抱えている方、ぜひ本屋にいってパラパラめくってみましょう。
得心を得ると同時に読書にどう向き合うかへのヒントを手にすることができると思います。
せっかく読むのであれば読書を自己投資にしていきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは、また!