日々悩めるある大学生の記録

とある大学生が日々思ってることや伝えたいことを色んな人との交流を目的に書くブログです。

【書評】ハートドリブン 単なる夢物語か?これからの時代に必要な思考か?

おはようございます、シイです!

 

今回は一風変わった本を紹介したいと思います。

その名も「ハートドリブン」(塩田元規著,幻冬舎,2019,)です!

 

本の印象

この本何が変わっているのかというと、

ジャンルがイマイチわからないんですよね(笑)

自己啓発とも哲学ともあるいは、

自伝、またビジネススキルの本とも捉えることができます。

読み手にとってここまで様々な楽しみ方があるというのは、

面白いと思います。

 

読者の想定

メンバーが楽しむことができるように頑張っているのに、

なぜか上手く行っていないなあという組織のリーダー、

また自分はいいからと人や周りを優先してしまう人に

読んでもらいたい本となっております。

 

本の全体像

この本の内容的な面白さは一見テーマがバラバラに見えて、

著者が思うこれから大切な考え方、

目に見えないものや内に秘めた感情を大事にする

という独自哲学に基づいてこれまでの経験やそれに付随する

反省・対策を書かれているところにあると思います。

 

また文体・言葉遣いが独特に思われます。

本の帯にも「魂を進化させるとあなたはもっと輝く」など

捉えようによっては少し怪しさも伴うのかと(笑)

しかし、実際に読んでみれば著者の温かみが感じられ、

勇気付けられるような素敵な一冊になっています

 

具体的な中身の紹介

「ハートドリブン」という言葉は聞きなれないかもしれない。

一言でいえば、人々が自分の内側のハートを原動力に活動していくことである。

「ドリブン」の対義語は「インセンティブ」だ。

「ドリブン」は原動力、「インセンティブ」は誘因。

誘因は人を動かす時に使うもの。

それはお金や地位だったりする。

経営や組織論でも、インセンティブっていう言葉が使われることが多い。

でも極論、馬の鼻先にニンジンをぶら下げるように、

目の前にエサを提示して人を動かすようなものだ。

その人は本当に幸せなのだろうか。

それで継続的で社会的な価値が作れるのだろうか。

            (p66 より)

「インセンティブ」ばかりに目を向けているのではないか、

という指摘にはグサリと来ました。

私自身塾講師をしているのですが、

生徒の「インセンティブ」をあげるのではなく、

生徒の「ドリブン」を引き出さなけらばなりませんよね。

 

僕は今まで、アカツキのメンバーが楽しんでいないと、

どこか不安だった。

だから頑張ってメンバーを楽しませようとしていたし、

楽しめる環境を作ることに必死になっていたと思う。

(中略)

無理して楽しい場を作り出す必要はないと思えるようになり、

一人ひとりの自己表現や存在を尊重できるようになってきた。

結果、アカツキという組織自体にも色んなカラーが生まれて、

よりカラフルな組織になってきた。

           (p145,146より)

 

「どうにかしてみんなを楽しませなければならない」

そう思ってる責任感の強いリーダーはいませんか?

それは大切なことです。

しかし一方で他人を尊重することとはどういうことか

を今一度考える必要があるのかもしれません。

 

著者の紹介

著者の塩田元規さんの紹介に移ります。

株式会社アカツキ創業者 代表取締役CEO。

横浜国立大学工学部電子情報工学科を経て、

一橋大学大学院MBAコース修了。

新卒で株式会社DNAに入社し、広告事業に従事。

退職後、2010年6月に香田哲郎(取締役 COO)と共同でアカツキを創業。

著者の考え方を知りたい方はこちら↓

r25.jp

 

この本を取り上げた理由

タイトルにも書きましたがこの本を単なる夢物語と

決めつける人もいるでしょう。

しかし、アカツキは売上高281億円・利益136億円をあげている

「大成功」会社でもあります。

私には塩田さんの考え方はこれからの時代に必要な考え方だと思えますが

みなさん、いかがでしょうか?

余談

今回の書評はありひとさんに教えていただいた

『黄金のアウトプット術』という本に即した書き方で書いてみました。

jokigen.hatenablog.com

もし、ご意見などがあれば教えていただけると幸いです。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

それでは、また!