日々悩めるある大学生の記録

とある大学生が日々思ってることや伝えたいことを色んな人との交流を目的に書くブログです。

「教える」ことへのヒント

こんばんは、シイです!

 

「もうどう授業していいかわからない・・・」

「生徒の成績をどうしたらあげてあげることができるのだろうか・・」

そんなことを悩んでいる教職の方はいませんか?

 

 

 はじめに

今回はある大学の授業で視聴したNHKドキュメンタリーについての感想を書きたいと思います。その名もETV特集「キミのことを聞かせてよ〜木原雅子さんの出張授業〜」です。

 

一年弱しかまだ教えた経験がなく、しかも塾のアルバイトの立場である私が言うのもおこがましいとは思っていますが、このドキュメンタリーは「教育」に関わるものにとって示唆にとむ内容となっていました。ぜひ共有し共に考えることができれば幸いに思います。

 

あらすじ

簡単にこのドキュメンタリーの概要から。このドキュメンタリーでは、ある中学校の校長先生が「教育」において先進的な取り組みをしている京都大学の准教授である木原雅子さんに依頼をすることから始まります。

「荒れているうちの学校を立て直してほしい」と。実際に木原先生がその学校を見学しにいくとなかなか授業中の態度はひどいもの。

先生に対して「うるせえよ」など言う生徒もいれば、立ち歩く生徒も、我関せずと寝ている生徒もおり、授業が成立していません。

しかし、実際に生徒にインタビューをしていくうちに面白い事実が浮かび上がってきました。先生との信頼関係が築けておらず本心から反抗している生徒も少数いましたが、大多数の生徒にとっては先生への反抗的な態度は良くないと感じていたのです。

では、なぜそう主張していなかったのか?生徒たちの回答は「自分がそう主張することにより、自分が新たないじめのターゲットになるのが嫌だ」というものでした。

ここで、木原先生は2つの問題点に気づき、アプローチを立てます。一つは生徒と先生間の信頼関係。もう一つは生徒同士の信頼関係です。

前者に関しては簡単な小テストを実施することにしました。学力の向上が目的ではなく、生徒との授業外でのコミュニケーションの量を増やすことを目的にです。

後者に関しては特別授業を設け、その中で仲良しのグループをバラした上でグループワーク、特に自分の意見を他の人に対していうワークを推進しました。

1年間この取り組みを続けた結果どうなったでしょう?何と授業中の姿勢は改善され、学力が向上するだけでなく先生のトイレ掃除を手伝うなど生活面での行動も改善されるに至ったのです。

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着目した3点

さて、このビデオのなかで私は3つの点に着目しました。一つ目は、教育へのアプローチには柔軟性が求められる。二つ目は、生徒・先生間だけでなく生徒同士などの教室全体の信頼関係が大事であるということ。そして最後が「教育者」が体現すべき生徒への姿勢です。以下順に少しだけ説明を加えます。

 

教育へのアプローチへの柔軟性

まず、一点目についてです。今回木原先生はおそらく学校の立て直しの依頼が初めてではないはずであるのに「いつもの手法」というものを使いませんでした。

生徒への10時間にも及ぶインタビューをつぶさに解析し、何が問題であるのかを地道に突き止めたわけです。

自分の成功体験に立ってこうすればうまくいくと過信するのは簡単です。ですが人に何かを教えようと思ったらまず自分自身が謙虚に学び教え方や向き合い方などをアップデートしていかなけれなならないのだなあと痛感しました

 

教室全体の信頼関係

次に2点目に関してです。私は教えるのに一番大事なのは生徒と先生の間の信頼関係であると思っていました。例えば大学の授業を大学生が聞かないのは、教授との関係が希薄であるからだと。

しかしもう一つ大事なことがあるんですね。生徒同士の信頼関係です。自分が思っていることを発信しても疎まれることがないと心のそこから思えない限り教室に居心地の良さを感じることはできないのでしょう。

確かに大学の授業で発言することにためらいを覚えてしまうのは、周りにどう思われるかわからないということが一番大きいのかもしれませんね。

 

生徒への姿勢

そして最後に生徒への姿勢。これが一番大事だと思っています。ビデオの最後で校長先生はこうおっしゃっていました。「ずいぶんうちの生徒が変わりました。」と。しかしインタビュアーに生徒が変わったと思いますか?と投げ掛けれれた木原先生の回答はこうでした。

「変わったんですかねえ・・・。私は違うと思います。生徒がもともと持っているものを自分で引き出すことができただけではないんでしょうか」

このセリフには感動しました。生徒への信頼、そして木原先生の生徒への接し方が強く感じられたからです。

 

終わりに

この記事ではおそらく教育という単語に全て「」をつけているはずです。その理由は生徒に何かをしてあげよう、生徒を変えてあげようそういった姿勢自体がおこがましいというものであると思ったからです。

そうではなく並走する、生徒が自立できるようにカウンセラーとなってあげるそれが「教育者」に課せられた使命なのではないでしょうか?

 

生徒を一人の人間として信頼・尊敬し、自立を手助けするカウンセラーのような先生になりたいという思いを持ってこの記事を終わりたいと思います。

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。ぜひ何か意見あればコメントで教えてください!

 

それではまた!!